「冒険者に捧ぐ100の言葉」の更新と、気ままに描いたラクガキの掲載。
2008.09.23 Tue
創作小説『空と花と道と』より。デュカス&ハルト。
今週末の、名古屋コミティアの看板にでもしようかと。
空花は、宣伝っぽい構図にするのがとても難しいんだー。
一応、デュカスとハルトを描かなければいけないわけだけど、
この2人ってほら、同じ空間に立っててもお互いに距離を取ろうとするので、
結局はそれぞれがそっぽ向いてる絵ばっかになっちゃう。
明るい雰囲気の絵にすると、本編の内容とそぐわないし。うーむ。
でも、超久々のアナログ水彩!!やっぱり楽しいなぁ、アナログ水彩!!
せっかくなので、以前回答したことのある「お絵かき工程バトン」を、
水彩編で回答してみる。
そうそう。
昨日言ってた、『翠玉の少年』の原稿、発見したよ!
ちゃんと名古屋に持ってきてたよ!
なので、今日、さっそく再版してきた。にへ。
あとはペーパーか…。そして値札…。やばいよ、前日準備になりそうだよ。
「お絵かき工程バトン」(アナログ水彩編)
●苦手な工程
背景の塗り。
面相筆しか使わない人間なので、
あの小さい穂先で広い面積を塗るのが面倒だ…。
●得意な工程
得意って言うか、陰影を付ける工程が好き。
私の塗りはぼやっとしてるので、
陰影を作ることで、少しはメリハリが出てくれる。と、思う。
●今後の課題
アナログ編でも答えたとおり、下書きの段階をまずはどうにかせねば。
水彩における課題で言うと、背景画をちゃんと塗れるように。
●下書きを公開してください 1
まったくの下書き。
今回使用した紙は、コットマンの細目。
そこに直接、Bの鉛筆でがりがりと描きこんでゆく。
下絵をトレースしたりとかいう作業が面倒なので、
だいたいいつも、スケッチブックにそのまま描きこむ。
柔らかい鉛筆を使うのは、紙に対するせめてもの配慮(笑)
●下書きを公開してください 2
下書きって言うか、既に「塗り」に入ってるのだけど。
空の部分は適当に青を塗って、
人物はまず、全体を黄土色に染めてしまう。
え? ペン入れとかしませんが、何か?(ダメだ、こいつ!)
●着色の工程 1
さっきとほとんど変わらないように見えるけど、
一応、人物それぞれのパーツをそれぞれの色に塗った感じ。
私の塗り方は、めっちゃ薄めた絵の具をざっと塗って、
その上に繰り返し、これまためっちゃ薄めた絵の具を重ねてゆくという、
およそ透明水彩の透明部分をちっとも生かしていない方法になってる。
塗れば塗るほど、画面がにごってゆくよ。
●着色の工程 2
あとはもう、ノリと勢いだけで、好き勝手に絵の具を塗ってゆく。
基本的に、影部分にまず絵の具を置いて、
そこから外側へ向けて薄く薄く重ねてゆく感じ? よぅ分からん。
んで、この後、
影部分に緑色を入れたり、鉛筆で影をつけたりして、完成。
私はどうも、緑色の仕上げをしないと気が済まないらしい。
緑って言っても、彩度の低い緑ね。
肌の影にも、ためらいなく緑色を置いちゃうぜ!
濃くなりすぎたら、すぐにティッシュでふき取るけど。
今回は、デュカスとハルト、2人の服の色が同じだったので、
デュカスの服の影には緑色を、ハルトの服の影にはこげ茶を置いてみた。
ちなみにデュカスが着てるジャケットは、ハルトのおさがりだ。
完成がこれ。
仕上げ部分の緑色影&鉛筆影に関しては、
言われないと分からない、むしろ言われても分かんないよ、
なくらいのものなので、完全に自己満足工程(笑)
作業に使った道具は、
・透明水彩絵の具(トランヴェール←安いんだ…)
1年位前にパレットにひねり出したままのやつを、
平気で使っちゃう。
・面相筆
・コットマン 細目
・プリンカップ(水入れ)
・ティッシュ
作業工程時間は、下書きから塗りまで合わせて、3時間くらい?
劇場版エヴァのDVDとか『銀魂』を観ながら作業してたので、
実際に手を動かしてたのはもっと短いかも。
てゆうか、もっと丁寧に、時間かけて作業しようぜ、自分…。
そんなこんなで、改めて自分の作業工程を振り返り、
このままではいかんと激しく悟った次第(笑)
もっと「絵」って感じの絵を描けるようにならねばだよ!
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