「冒険者に捧ぐ100の言葉」の更新と、気ままに描いたラクガキの掲載。
2008.01.11 Fri
創作マンガ『天球儀のかけら』より。第3巻の、あの場面。
現在、加筆・修正中~。トレース台があるとラクだなぁ!(笑)
コピー本で第3巻を発行した時、友人からは、
「めちゃくちゃ楽しんで描いたやろ、このページ」
とツッコミを入れられたとかいう。
えぇ楽しかったですとも!早くこの2人の過去話が描きたいのですとも!
どうでもいいけど、張り切って背景を描き込んだのに、
吹き出しによって背景が消される運命になってしまったら、
超ヤル気レスになりませんかそうですか私だけですか。
あ、一応言い訳しておくと、ちゃんと空花も書いてるよ(笑)
さておき。
『天球儀』の原稿のお供は、専ら公安9課の活躍劇。
笑い男編が終了したので、現在は個別の11人編を見ているとこ。
個人的には笑い男大好きっ子なので、断然1stシーズン派なのだけど。
2ndは、9課の皆の過去とかが出てくるから好き。
でもこっちは内容がとても難しいので、1回目見た時は、
何のこっちゃついていけないままに最終回まで観てしまった。(……)
今回こそは、個別の11人とやらの思想を理解すべく、がんばる…!
笑い男については、もしも彼が頭から爪先までどっぷりデジタルな人間だったら、
私は彼のことを好きにはならなかったと思う。
「彼は一流のハッカーであるにもかかわらず
――いや、一流のハッカーであるからこそ、
書き換え可能なデジタルの情報に、何ら価値を見出していない」
これはトグサの台詞だったと思うのだけど。
デジタルな手法で政治家達を脅迫しながらも、
アナログな方法でのカミングアウトにこだわり続けた、
その姿勢と執念に私は心を奪われる。
ネットに繋がれば情報を引き出せる電脳を持ちながらも、
紙媒体の資料に囲まれて暮らす、
その、なんていうんだろう、変に人間くさいところに惹かれる。
人一倍強い正義感を抱きながらも、
デジタルな手法でしかその正義感を振りかざす術を知らず、
知識と情報だけで行動を起こす、頭でっかちの青年。
世間から英雄視されることを厭う一方で、
オリジナルである自分が不在の状態での、オリジナルなきコピーの創出
――“Stand Alone Complex”の状態に、我慢がならなかった青年。
自虐的で根暗で、顔がきれいなことを除けば救いようのない青年だけど(笑)
けれども、世の中を憂う気持ちは、まごうことなき本物で。
そんな、哀れで滑稽で、それでも必死な姿が好きなのかもしれない。
ニュースや新聞で、国家機関や医療機関での汚い事件を見るたびに、
現実世界に笑い男はいないものかと、思わず考えてしまう。
そんな、笑い男に対する愛(笑)
とか言いつつ実はこっそり、イシカワも好きだったりする。イヒ!
PR
*Comment*