「冒険者に捧ぐ100の言葉」の更新と、気ままに描いたラクガキの掲載。
2007.10.02 Tue
線画:アナログ
塗り:Photoshop6.0(鉛筆ツール)
塗り:Photoshop6.0(鉛筆ツール)
無職生活のお供に、ということで。
元職場の人が『クライシス・コア』を貸してくれた。PSP付きで。
無職生活2日目の今日から、早速プレイ開始。
が、しかし。
うちのザックスは非常にどんくさい。
飛んでくる弾丸を真っ二つに斬るとか、できませんから。
「ソルジャーならそれくらいできて当たり前」とかコメントされても、
無理なもんは無理ですから。
神羅カンパニィは、一体どんだけ人間離れした人材を欲しているのだ!
ごめんな、うちのザックスは、まともに目的地に辿り着くことすらできない子なんだよ。
こんなんじゃあ、クラス1stなんかなれっこねぇやーと思ってたけど、
神羅カンパニィの寛大なる計らいにより、無事に昇進いたしましたとさ。
よかったよ、これで昇進できないままだと本編に繋がらないもん。
物語そのものは、なんちゅーかもぅ、進めば進むほど悲しくて仕方ない。
結末、分かっちゃってるから。
ザックスの放つ一言一言、行動一つ一つが、なんか切ない。
エアリスと遭遇した、それだけでも問答無用で胸がぎゅってなったもの。
あとはやっぱり、セフィロスがまだちゃんと人間くさくて、
そのことに戸惑いを覚えずにはいられない。
あの人に対して恐怖を抱かずに直視できたのは、
もしかしたらはじめてかもしれない。
それにしても、後付けでよくあそこまで話を広げられたよなぁと、
いつもながらにビックリする。
元々、本編そのものに拡大解釈の余地が残っていたとは言え。
10年前にプレイしていた時は、
その「余地」を愉しめるだけの余裕がなくて、
消化不良な印象を受けたエンディングに立腹した覚えがある(笑)
でも自分自身が年齢を重ね、何度かプレイしてゆくうちに、
「余地」の部分を自分なりに補おうとすることを覚えた。
そのときになって初めて、私はこの作品の面白さを理解したのだと思う。
だからやっぱり、これだけFF7コンピシリーズが出ても、
原点はあそこなんよね。
時間軸で言えばBCやCCの方が過去だけれど、
本編こそが、始まりなんよね。
大半のプレイヤーにとっては、本編こそが真実なんよね。
FF7と言い、エヴァと言い。
あの頃に自分の心に刻み込まれたものたちは、
どうやらいつまで経っても色褪せそうにないみたいだ。
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